社長の一枚
~「ONOFF」の充実~



今回のテーマは「ONOFF」ゴルフ好きにはゴルフブランドですが、今回はONとOFFを繋げた造語。人はなぜ働くか?多くの方は、「生活の糧を得る為」「お金をもらうため」となるでしょう。それではその先にあるものは? 友達と遊ぶ、旅行をする、服を買う、美味しいものを食べる・・・。ONを働く時間、OFFを個人の時間とすると、OFFは個人個人、正に多種多様でしょう。

私にとってのOFFは写真です。この写真は星景写真と言って、星と風景写真を組み合わせたもの、天体写真ではありません。最近写真界のジャンルとして確立し始めています。私の趣味の遍歴は、蒸気機関車、鉄道、山岳、風景、街並み、星景いずれもその後に“写真”が付きます。嗜好する方面は変われど、写真撮影が趣味は一貫しています。撮影の為に旅に出ることもあれば、旅の道すがら街並みを撮影することもあります。ですから旅行も私の趣味のベースです。

この写真は2年ほど前、夏の蓼科で撮影したものです。漆黒の闇に浮かび上がる八ヶ岳連峰、その上空を星が流れています。思い通りの写真が撮れました。流星は偶然やってくる幸運の女神ではありません。周到に準備をすればほぼ確実に流星の写真を撮影することはできます。流星は地球の公転軌道にある塵が大気圏に突入し、流れます。公転軌道のどの辺りに塵が多く浮遊しているかは解明されているので、相当高い確率で流星を予測することはできます。後は漆黒の闇と快晴の夜があれば出会う事は出来ます。気合を入れて流星を撮影するときは、出来るだけ人里離れた高地で一晩中撮影に没頭します。しかしこの写真はそんな気合は入れていません。蓼科にある東急ハーヴェストクラブ蓼科の部屋から撮影したものです。これまた趣味のシングルモルトのスコッチウイスキーをグラスに傾けながらシャッターを切る。私にとって至福の時間です。左の写真はそのホテルの昼の様子です。

これが可能なのは、当社が東急ハーヴェストクラブの会員だからです。東急ハーヴェストクラブとは東急不動産が30年ほど前から首都圏と関西圏を中心に展開する会員制リゾートホテルです。当社は社員であれば誰でも自由に使えます。東急ハーヴェストクラブは最近では会員権が1000万円を超す物件も少なくありません。会員権の購入は会社、社員は利用料金を支払うだけで、少しリッチなリゾートホテルライフを楽しむことが出来ます。

会社は働くための場です。そう割り切れば、アフター5や休日は会社とは何の関係もないとなるでしょう。当社は少し違います。アフター5や休日の充実も会社の役目と考えています。福利厚生です。このハーヴェストクラブの会員権も福利厚生の一環で、30年以上前から複数購入しています。最近ではカフェテリアプランを導入しました。会社は社員の福利厚生に一定の補助をする。一方、社員は数百あるメニューから選ぶ。社員一人一人のニーズに沿った福利厚生を利用出来ます。当社は社員の皆さんに長く勤めてほしいと考え、少しずつ福利厚生を充実させてきました。

「ONOFF」の充実は会社が成長する両輪

東急ジオックス株式会社

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