はじめまして。
東急ジオックスに4月に入社し経営管理部へ配属となりました古口です。
私は5月10日に神奈川県愛甲郡清川村にある清川業務部を見学しました。
※清川業務部の事務所です。
清川業務部は、コテージ風木造建築の建物で業務を行っていました。事務所の中には宿泊スペースもあり、隣の建物では、各部署の書類などを保管したりしていました。
その敷地は私が想像していたよりも遥かに広大でした。
※盛土造成の全景です。
渋谷本社の人数よりも少ない人数にも関わらず、清川業務部が東急ジオックスの利益に大きく貢献しているということを知り驚きました。
清川業務部の業務内容は主に公共や民間からの建設発生土の受入れです。これらの建設発生土等を安定的かつ継続的に受け入れ、盛土造成により残土を利用して採石跡地の修景修復処理を行っています。現場では施工安全管理を行いながら業務に取り組み、重機を使用して以下の工程で作業を行っていると教えて頂きました。
・「敷均し(しきならし)」搬入された土砂を平らに均すこと
・「転圧」土砂に力を加えて空気を押し出し、粒子同士の接触を密にして密度を高めること
・「法面造作」盛土によって造られる人工的な斜面のところを意識して下のようにきれいに残土が積まれている
※完成した盛土です。
清川では、残土の受け入れを行った土地を緑化し手入れして自然に戻すために、一つ一つ苗を植えています。また、苗を植えるだけでは鹿や猪に食べられてしまうので、柵を張り大きく育つまでは管理をしているそうです。植えていた苗が年数を重ねて緑地化した敷地を見学し、周囲の森林と区別がつきませんでした。自然と一体化していて驚きました。
※苗木を植栽し、緑地化を行っている。鹿などに食べられないように柵で囲っている
今まで埋立地を目の前で見たことがありませんでしたが、整地が美しくされ、かつ安全に作業が行われていることに感動しました。渋谷のオフィスでは考えられないような光景を見させていただいてとても良い経験になりました。これからも、建設事業部、資材部の研修を行っていくのですがしっかり吸収してこれからの業務に活かせていけるように頑張りたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。